3兄弟と私の関係




「朝希…」


私は朝希の手の上に自分の手を重ねた




「ありがとう…大好き」



「ちょっ…今そういうこと言わないで。
触れたくなるじゃん…」


私の頬に手をあてて顔を近付けた
唇が重なる寸前で、朝希は私のおでこにキスをした




「風邪うつったら困るからね」


優しく笑った朝希




「なに?その顔は?
もしかしてされたかったの?」



「なっ、なに言ってるの!?」



「物足りないって顔してたけど?」


私、そんな顔してた…!?

そりゃ、ちょっとはあったけど…


< 138 / 216 >

この作品をシェア

pagetop