3兄弟と私の関係
「私、ちょっと迷ってて…」
「そのプリント見せて」
右手に持っていたプリントを指差した
ゆっくりとプリントに目を通す
朝希は立ち上がり、私を連れてソファに座った
私は朝希の足の間に座らせられる
「この3つ…そこまで偏差値変わらないね。
愛莉は栄養学が学びたいの?」
頭上から降る言葉に頷いた
私は料理が好きだし、それを将来に繋げられたらと思っていた
だから、栄養学が学べる大学をピックアップ
したけど…
朝希も言ったように偏差値がどの大学も似ている為、迷っている…