3兄弟と私の関係
「はい、夕陽」
「ん、ありがと」
わぁ…美味しそう
「それじゃ…いただきます」
ん~…美味しい!
カスタードがいい甘さ!
「美味い?愛莉」
「うん!すっごく美味しい」
「そりゃ良かった」
ふと、奈緒に言われた言葉を思い出した
「ねぇ…夕陽」
「ん?」
シュークリームを食べながら夕陽は私のほうに顔を向けた
「これってデート?」
「ごほっ、ごほ…なっ!はぁ?…」
デートと聞くと夕陽はむせた
そして、真剣な表情になった
「俺はデートだと思ってる…
その…愛莉、俺は愛莉が好きなんだ」