シニガミチェーンメール



隣に久琉斗の居ない電車。



まるで、もともと生きていた世界から



切り離されたかのような、



そんな感覚。



綾介は窓の外を見る。



赤い夕日に照らされて、




町は夕焼け色に染まっていた。



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