フクワラ匕


少女の代わり…?



思いがけない展開に一瞬思考が止まる。


でも…

最初に少女を見て思ったのは…



あぁ、なんてキレイな少女。

アタシモコンナフウニナレタラ。

ソシテアンナ声ヲ発シテミタイ。



「もちろんただでとは言わないわ」



次に少女が出した条件に

あたしの迷いは消える。



「そうねぇ、あたしの声、かしてあげる。」


あの声が手に入るの?

あたしのこの低い汚いコンプレックスが

解消されるの?


「それと名前もあげる。」


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