フクワラ匕


「亜美~移動しよ~!」

ジャージに着替えた優乃と遥陽に言われて

体育館に移動しようとしていると…


「一緒に行ってもいい?」


この声は確認しなくても分かる。


「いいよ!深月さん!」


優乃が隣でニコニコと手招きする。


どうやってクラスメートの輪から抜け出せたのか、深月さんが立っていた。

「ありがとう」


深月さんはニッコリと微笑むとあたし達3人の
方に歩いてきた。




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