冷たい上司の秘密の誘惑
本社では、オレの昇進が陰でどんどん進んでいた。

この会社は、叔父が経営する会社で、

息子がいなかった叔父が、オレを跡継ぎにしようと、

必至に動いていてくれた。


…最初は気乗りしなかった、自分の力で昇進しているんじゃない。

叔父の力だってことに。


でも、叔父は違うと言った。

オレの功績を、重役たちが認めたのだ。

そうだと分かったオレは、更にもっと上を目指そうと必死だった。

年末の昇進は、専務への昇進だった。

その為だけに、オレは仕事を一生懸命した。


そんな時、美穂に出会った。

彼女はまじめで一生懸命な、今時珍しい女子社員だった。

どんなに叩いても、へこたれず、ただ一生懸命に仕事をこなしていた。


そんな美穂を見ている間に、

オレは、美穂に恋をした。


…最初は毛嫌いされていたが、

それでも必死にアプローチした。

・・・彼女と出会って、自分が変わっていくのが分かった。


仕事は自分の為だった。

でも、美穂に出会って、そうじゃなくなっていた。
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