ネコがくれたモノ。
「レイ……?」
「にゃあ」
「気になるのに聞けないよ…待ってって言われたしでも待ってたら…」
そのまま言われなさそうな気もする。
こんなにうじうじする子なんて思ってなかった。
「木島さん」
「あ、はい」
「レイ連れて帰ろ」
「え?」
「いいから、帰ろう」
あたしの腕を掴んで部屋から出る。
ピリピリしている相沢さん。
そのまま家を出て相沢さんのアパートに歩いていった。
「相沢さん……?」
「…あ、ごめん」
慌てて離された手。
掴まれていたところは赤くなっていた。