True〜新選組と消えた記憶〜




一一一一一がらがら


総「あれ、薫ちゃん………寝てる?」


土「あぁ、これくらいの時間はたいてい昼寝してる。」





土方の部屋に着いて襖を開けた2人の目の前には、丸い膨らみが中央にある布団。


実はこの時、薫は土方を驚かそうと起きて待っていたのだ。





しかし薫が驚かそうとした時、総司が口を開いた。


総「で、本当のところはどうなんですか?」


土「あぁ………さっきの話か。」





さっきの話、という言葉を聞いて薫は動きを止めた。


そして、興味があったのかそのまま話を聞くことにした。


まさか、自分のことだとは知らずに………




< 149 / 310 >

この作品をシェア

pagetop