LOVE School Life Ⅰ【完結】
「愛ちゃん、俺、このチョコケーキスペシャルクリーム」
「……甘そう」
「甘いの好きじゃない?」
「うん、あんまり」
「うっそ!」
心底驚いた顔で私を見る秋人。
いや、女の子にだってね、甘い物好きでない子もいるわけよ。
皆が皆、ピンクにフリルが好きなわけじゃないんだからさ。
寧ろ、私は少し苦手な方。
可愛い物は好きだけどね。
「えー、じゃあ、惣菜系にする?」
「うん、このポテチキがいい」
「…俺もそれにする」
「いや、秋人は好きなの食べなよ」
「ううん、食べる」
「ああ、そう」
無理する必要なんかないんだけどなあ。
つか、好きなの食べろって。
メニューを店員さんに頼んでから、私が財布を出そうとすると秋人がそれを制した。
「……甘そう」
「甘いの好きじゃない?」
「うん、あんまり」
「うっそ!」
心底驚いた顔で私を見る秋人。
いや、女の子にだってね、甘い物好きでない子もいるわけよ。
皆が皆、ピンクにフリルが好きなわけじゃないんだからさ。
寧ろ、私は少し苦手な方。
可愛い物は好きだけどね。
「えー、じゃあ、惣菜系にする?」
「うん、このポテチキがいい」
「…俺もそれにする」
「いや、秋人は好きなの食べなよ」
「ううん、食べる」
「ああ、そう」
無理する必要なんかないんだけどなあ。
つか、好きなの食べろって。
メニューを店員さんに頼んでから、私が財布を出そうとすると秋人がそれを制した。