LOVE School Life Ⅰ【完結】
「どうしたの、愛ちゃん」


私の周りをちょこまかしながら、秋人は身振り手振り大袈裟にしながら私に尋ねる。


「別に何でもないよ」

「そんな事ないでしょ、俺何かした!?」

「してない。してない!してないけど、した!!」

「えええええ」


自分でもわけわからない事言ってると思うけど、秋人が悪いわけじゃないんだ。
ただ、私が慣れてないだけなんだって。


「どうしたらいい?」

「その、自覚なしなとこ直して!!」

「えええええ」


だって、心臓がもたない!
ドキドキする!

……はあ、何でこんなドキドキしてるんだろ。



「愛ちゃんっ、俺の事好き?」

「はあっ!?」


それに足を止めると、秋人に向き直る。


どうしてそうなる。
どこをどうなったら、そうなるの。

わからない、秋人の思考が謎でしかない。
< 172 / 295 >

この作品をシェア

pagetop