sweet memory ~奏大side~



「待たせたな」

「んじゃぁ、帰りますか!」

「…花菜」

「なぁに?りっくん」








花菜が振り向くと、律に抱き締められた。
それを見て、眉間に皺を寄せている奏大。
今すぐにでも怒りたい気持ちを何とかグッと堪え、我慢をしていた。
そんな奏大の様子を見た創や淳平は笑いそうになるのを何とか堪えた。







それから花菜と律の話が終わると車に乗り、奏大のマンションへと向かった。



マンションへ着くと、雨宮家から持ってきた花菜の荷物を奏大の部屋に運び込んだ。
元々、荷物が少なかった為、すぐに運び終わった。



荷物が運び終わると、創や淳平は帰っていったのであった。



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