✰perfect LOVEs✰

笹森 玖薇




部屋に戻ったが

やっぱり空気が重い。


さっきの話を聞いたせいで
別の意味で神と顔を合わせる事が
出来なかった。


『何俯いてんだよ?』


神が隣に座る。

少し沈むベッド……。


「何で神、怪我したの?」


あの話を聞く限りでは
そこがあやふやだった。


『あぁ、あの時
自分が映る鏡が不思議で
ずっと鏡をいじってたらしいぞ』


だから…。

納得した私はまた神の首筋を見る。


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