キミと恋した痕跡
「お邪魔します…」

「遠慮しなくて良いって」

その声が発せられた時

小さい子が二人来た

「兄ちゃんおかえりー」

「お姉ちゃん誰?」

「可愛い…」
なんて声が漏れたとき
二人の中の男の子が怖い顔をした
「俺男だよ!可愛いなんて言うな!」
「ごめんね…?」
反省すると希が私の頭をなでてくれた

「瑞希.美希に謝って」

「何でだよ.姉ちゃんが…」

「美希も謝ったでしょ」

私は瑞希って呼ばれる男の子が
泣き出しそうで希を止めた
「良いよ.私が悪いんだから…」
「分かった…紹介するね」

そう言いながら紹介してくれた
「弟の瑞希.小学校5年生
妹の優希.小学校に来年入学だよ」
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