誠61友
美「ありがと瑠衣香…じゃあ……美来そろそろッ…教室ッ…戻るね…」


美来は泣きながらそう言い捨てて走って行った。



瑠衣香の口元はニヤリと曲がり走って行く美来を眺めていた。



その日の帰り…
―いつもの待ち合わせ場所―


梨「ゴメーン。待ったー?」


私が着くともうみんなそろっていた。
その時美来の顔がやたらこわばっているコトが分かった。



美「ねぇ梨乃。アンタ最低!」


直「何があったの??」

梨「えッ??なんで?」

美「今日瑠衣香から聞いたケド……アンタ美来達のコト酷いコト言ってたんだってね?」
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