プラチナブロンドに愛されて!!



「そういえば高校卒業しても一度も帰って来てないよね」

「ん。あの親父はマジ鬼」

「へっ?」

いきなり『親父は鬼』って…

「高校卒業の時にさ、お袋と来てくれて。その時が初めてだぜ来たの。で、俺一緒に帰るつもりだったの。約2ヶ月休みだし」

「うん」

「卒業式済んで飯食ってる時になんて言ったと思う?」

「えっ?おじさんなんて?」

「『大学の学費と寮費は出してやる。だが後は自分でやれ』て」

「…あ、なんだかおじさんらしい」

てか、お祖父ちゃんもそんな感じだもん。

「それまでは一応生活費と小遣いは仕送ってくれてたんだけど、大学になったんだからバイトでもなんでもして自分の生活費くらい賄えってさ。ま、寮だから住むとこだけは確保出来てんだけど食費がね」

「えっ?寮に食堂あるんじゃない?」

「マジに寮費だけ。光熱費は込みだけど寮の食費はカットされた 」

「そうなんだ」

そこまで徹底的にするんだ。


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