プラチナブロンドに愛されて!!
「琴、大丈夫か?」
「えっ?」
走り出し暫くして
「静かだから」
口をきく気力もなくて窓から外を眺めていた私に心配そうに。
「あ、うん、大丈夫」
さっきのがあまりに衝撃が強すぎて放心状態。
「冬真」
「ん?」
「さっきの話しだけどさ」
「ん?さっきのって」
覚えてないの?
ってことはやっぱり冗談だよね。
私をからかっただけだよね。
「あ、うん、なんでもない」
一瞬マジに受け取った私が馬鹿だっただけよね、うん。