プラチナブロンドに愛されて!!



「おはようございます」

冬真と別れて会社へ。

「白城さん、誰?あのイケメン」

「金曜日の人だよね」

「えっ?金曜日のって」

「日本人?外国人?」

「彼氏?送ってくれるなんて」

などなど朝から女子に取り囲まれ質問責め。

「彼氏ではなく幼馴染みです」

「えっぇぇ~だって送ってもらったってことは」

は、はぁ?

や、ヤバい。

なんか変な勘違いしてる。

「あの~近所に住んでるんで送ってもらっただけです」

「へぇ~いいのよ、誤魔化さなくても」

えっ?

「白城さんにお似合いよ」

「うん、なんか可愛いカップルよ」

「だから!」

「いいのいいの、恥ずかしがらなくて」

「……」

此所にも大いなる勘違いしてる人々がいた。



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