パレット~私と君との1440日~
なんだか、照れた龍斗が可愛くて笑いがこぼれる。
それが聞こえてか、そっと頭を離してくれた。
「まだ、龍斗と居たいからここにいる」
顔を見上げてそう伝える。
そうこうしている間に車が到着してしまった。
あぁー・・・もう来ちゃった。
車から龍斗に目線を戻すと
ーちゅ
マネージャーさんからは見えないようにキスされた。
「充電できたし、いくな」
そう一言残して車に乗り込んでしまった。