「1495日の初恋」
それから私たちは、付き合って初めてデートらしいデートをした。
映画を見て、食事して、ボーリングしてカラオケして…。
暗くなるまで一緒に過ごした。
本当に楽しくて、時間が過ぎるのがあっという間だった。
帰り際、上原くんが私に言った。
「俺が、朝に言ったこと、ちゃんと覚えてる?」
「…朝、言ったこと?」
「予約…いつか…俺とって…言ったでしょ?」
「うん、また、デートしようってことよね?」
「…お前…相変わらず鈍いな…。」
上原くんは、フーッと長い息を吐いた。