お前は、俺を好きになる!!


「ただいま~」

ああ…私を待っていてくれてありがとうクーラー…涼しい…生き返る~最高だなほんとにずっと家がいい…

「おかえりなさい」

「お母さん浴衣とかないよね…?」

お母さんが怪しい笑みを浮かべた…何か嫌な予感しかしない…

「そんなことだろうと思ってお母さん汐ちゃんのために浴衣を買ってきたの~!!絶対汐ちゃんに似合うと思って」

嘘だろ…

ほんとにこんな展開少女漫画くらいだよ…

(少女漫画ぽくしたかったのww)

「けどきかた知らないから着れないなーよし私服でいこう」

ガシッ

「大丈夫よ汐ちゃんお母さんがどれだけの本を買ったと思ってるの…」

お母さんこの日のためにそんなに気付けの本を…お父さん怒るぞ…

けど確かに浴衣は、かわいい…青から水色へと色をグラデーションのように変えその周りには、きれいな菊の花がちりばめられていて確か花言葉は『高貴』私には、合わないわね…璃子とか似合いそうだけどね…

「よしそうと決まれば汐ちゃん!着替えなきゃね!!髪の毛もやんなきゃだから速くしなきゃ…」

ホントにすんの…お母さん怖いよ…

誰か助けてー!!
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