野球帽をかぶった君の横顔
次の週からぞくぞくと部活見学が始まった。
私は野球が好きだからマネージャーになろうかと思っていた。
中学が同じ、優子と野球場へ行って見ることにした。
すると野球場の近くの鉄棒がある場所に、簡易的な練習着を着た野球少年がたくさんいた。
大きな声でカウントしながら、辛そうな筋トレをエンドレスにこなしていた。
その光景を尊敬まじりに眺めていると、1人の野球少年と目が合った。
あれ?翔くん?
私の後ろの席で、顔を真っ赤に頷いた彼がいた。