Midnight Day

どっちか子供?-Night side-


「あ、あのネックレス可愛い!
月夜!こっちこっち!」


「……お前、はしゃぎすぎだから」


「だって可愛いものがいっぱいあるんだもん♪」


……俺が、気が済むまで買い物に付き合ってやるなんて、でかい口叩いたせいで、夢希はかなりはしゃいでいた。


「ガキなのは夢希じゃねぇか…。」


「え?なんか言ったー?」


「いや、なんでもないぜ。」


「そう?じゃあ早く向こう行こうよ!」


「…はいはい。」


俺は苦笑しながら夢希のあとを追った。


…元気な奴だな。
こんな奴に出会ったのは初めてで、どうしていいかたまにわからなくなる。
…調子が狂っちまう。


「…少年…か。」

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