キミガスキ
凛の葬式とかいろいろあったみたいだけど、全く覚えてない。抜け殻みたいになってる。
凛はもう居ない。って考えただけで、辛い。
「悠太くん、これ凛の手に握ってあったの…」
丸い石に
悠太のことが好きです。
って書いてあった。
「ゔっっ 凛。ごめん。」
涙が止まらない。
「悠太くん、凛の事ありがとうね。凛は幸せ者ね。」
そう言って、おばさんは俺の部屋から出ていった。
凛に会いたい。
この想いが大きく膨らんでいく。