好きって気づけよ。
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「凪くんっ、凪くん!!」
放課後。
ホームルームのあと、誰よりはやく教室から飛び出してきた私。
凪くんの教室へ向かうまでの階段で、こちらにくる凪くんを見つけた私は、思わず大きな声で名前を呼んだ。
駆け寄ってくる私に、凪くんはおどろいた顔を見せる。
「なに? どうしたんだよ、心愛」
「凪くんっ……!」
凪くんにかけよった私は、そのままぎゅっと凪くんに抱きついた。
「こっ、心愛!?」
凪くんのあせった声が聞こえて、私は目に涙をためて凪くんを見上げる。