ひとつ屋根の狼さん。
「……きゃーーー!」
「うるせっ」
突然背後でした声に、わたしは悲鳴をあげる。
振り返ってみると……
ハルキさん?
黒いジャケットに細身の黒のパンツ
ゴールドのネックレス
細身の長身と さらさらの黒髪
薄い唇と綺麗な切れ長の目、は一緒だけど……
この人って。
「あんたが上荻ほのか?」
不機嫌に尋ねられ、わたしはこくこくと頷いた。
「……ふーん……」
上からしたまでなめ回すように見つめられ、わたしは恐怖のあまりぎゅっと目をつむった。
「あんまり、タツヤさんに似てねーな」
そう聞こえた直後、
むぎゅ。
……むぎゅ ?