ひとつ屋根の狼さん。










翌朝。






「……!」








「…………オハヨウ。」






制服を着て、階段を降りてダイニングキッチンにいくと、同じく松前高校の制服を着たあの人とかち合ってしまった。






……わざわざ早起きして、登校時間をずらしたつもりだったのに!!






「……おはようございます……」




わたしはいちおう5メートル後退して距離をとってから、挨拶を返した。




ぴくりとまゆげを動かして、不機嫌そうなツカサさんの声。





「……あからさまに避けすぎ……。
なに、昨日のあれ、まだ気にしてんの?」




昨日のあれ……。





「!」







思い出しただけで、頭痛が……!






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