ひとつ屋根の狼さん。
「……なんか先輩、上荻さん見てね?」
「ちょっとほのか、先輩とどーゆーかんけい?」
教室がざわついてきた気がする……。
しかも心なしか
女子の視線がいたいよ……?
それに
ツカサさんの怒りのオーラが見えてる気が……。
わ、わたしに用なの?
ツカサさんが?
こわい…………
「ほのか!どーゆーことよ!
ちょっとばか!まて~」という叫びを背中に感じながら
わたしは恐る恐る教室を出た。
廊下で待っていたツカサさんは
不機嫌な様子でわたしを睨んだ……。
「チビ
なんで俺を無視したわけ?
目、合ったじゃん」
あれ、目、合ってたのか……
「す、すみません……」
「……。
これ。弁当届けに来ただけ。
食うもんねーだろ」
……!???
これを届けにわざわざ……!??