First Love
プロローグ 俺の恋
この物語は、ある歪んだ物語でも、

狂った物語でもない。

“普通”の土地で、

“普通”の登場人物であり、

“普通”の恋物語。


けれど、この“普通”は、

俺にとって、愛しい人へ贈る、

大切な物語だ。


―――



「ってことで、今日もよろしくね、リアン。

君は相変わらず美しいから、

姫たちは喜ぶんじゃないかな。」

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