俺様ツンデレ君との3年間~キミと過ごした日~


次の日。
遅刻していった。
平然を全く装えなかった。
「山村~」
「…」
「山村妃七~」
「なによー?」
「なに遅刻なんかしちゃって~」
「うるさいな~うちにだっていろいろあるのさ!」
いろいろって言っても本当だったらどうしよう。って言う恐怖心だった。
「お前こねぇーから俺が誰かに話しかけにいかねーと誰もきてくんなかったんだよ」
「女に囲まれてでもしてました?」
「ばかじゃねーの?男としか話してねーよ」
「もったいないな~」
「は?意味わかんねぇ。どーせ囲まれてたらおこんじゃん?」
こんなときなのにドキッとしてしまった。
「うちが怒るわけないじゃん笑」
「本当かよ笑 」
「あのさぁ、、」
「どした?あ。告白か?やめろよな笑」
「違うから笑 小花の話ってほんとなの?」
「あー。噂?さっき聞いてびびったわ」
「付き合ってる…の?」
「は?俺が?んなわけねーだろ。まじあーゆ噂やめてほしーよな」
「そうなんだ。 」
ほっとした。また泣きそうなくらいに。
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