真白な彼女
『そ〜えば買った小説は読んだのか?』
『ん、まだ途中までしか読んで無いかな。でも、今月中にはもう読み終わるはずだよ、毎日必ず1時間のペースで読んでるから』
『毎日必ずなんだ…』
『うん、だってそれ以上のペースで読んだら、他の事に支障が出るし、目も疲れて良くないからね』
『白石はそんなに多忙なのかね』
『多忙って訳じゃ無いけど、家事全般はやらなくちゃいけないからね。本当は夜とか出掛けるとお父さんの夕食だったり洗濯物を取り込んだり出来なくなるからあんまり芳しく無いんだよね』
『娘って言うより妻だなそれ』
『いや娘ですから』