花とミツバチ



千葉くんはともかく、営業担当でもないのにパーティの誘いって…。

先日顔を合わせたふくよかな社長の顔を思い出し、思わず苦笑いになる。



「いや、でも私が行っても…何も出来ませんし」

「何言ってるんだ!これだけ気に入られてるんだから、参加してニコニコしてるだけでいいんだよ!」

「はぁ…」



そうすれば会社にいい効果をもたらすことが読めているのであろう、部長は乗り気でない私の肩をバシバシと叩く。



「まぁ千葉も一緒だし、それと…あっ梶原!お前も一緒に行ってこい!」

「えっ!」

「へ?俺ですか?」



おまけに通りがかりの梶原課長を捕まえて、話を進め出す。



< 183 / 261 >

この作品をシェア

pagetop