君と私のたんぼ道
第2章 気持ち

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優衣と城下さんたちが仲直りして、それからクラスの子もいじめられてるの分かってたのに助けないでごめんなさい。って言ってくれた。
それから私たちのクラスは絆が強まった。

私たちの学校は文化祭が1ヶ月をきった。
まだ、お化け屋敷をやるとしか決まってない。
だから、今日決めることになった。

「お~い!お化けの役やりたい人~!」

ムードメーカーの空と涼夜が前に立って言う。
あの2人が喋ったらみんなが集まる。
それってとってもすごいことだと思う。
だって、それほどその人に興味があるってことでしょ。

「お化け役いないんだったら、空と祈な!」

え?は?無理!

「え、ちょい、涼夜何言ってんだよ!」

空が慌てて言う。

「俺らが出来るわけねぇじゃん!」

空の言葉に私も頷く。

「え、なんで出来ないの?2人仲良いしできるって!じゃよろしく~!」

そう言って私と空がお化け役に決まった。
みんなも凄く賛成してるみたいだし…。

「祈ちゃん、私もお化け役やろうか?」

「え、本当!?」

優衣優しい!
ありがとう。

「コラ!松北!松北と俺は案内がからりだからな!」

涼夜が言う。
え、嘘。

「え、う、うん。分かった。」

優衣の顔がちょっと赤い。
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