私と年上男とルームシェア
側にいること




「おい、出掛けるぞ」


3時のおやつのホットケーキを食べていると、急にリビングにやってきた亮太さん




「へ?」


急すぎて私は間抜けな声が出た





「前に言ったろ?どっか連れてってやるって」


た、確かに言った…


けど今から!?

ホットケーキを急いで食べさせられ、車に乗せられた…




「ねえ、どこ行くの?」



「行ってからのお楽しみ」


どこに行くのかと尋ねれば、この返答の繰り返し


どこ行く気なの…?
急に連れ出されるし…




「まだ着かねえから寝てろ」



「わっ!」


上着を頭に被せられた


…亮太さんの匂いがする

亮太さんの上着に顔をうずめていると、いつの間にか私は寝ていた



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