私と年上男とルームシェア
私にとって




月日は巡りめぐり…

私は大学4年生


就活の時期がやってきた

一応、出版社がいいかなと考えている



そして、とある日…


お買い物を終え、マンションに帰る途中で、誰かが私の肩を叩いた




「久しぶり!茜ちゃん」


振り返ると亮太さんと同じ会社の鈴原さんだった




「鈴原さん、お久しぶりです」



「今日は1人なの?今泉は?」



「亮太さんまた忙しいらしくて、会社に行っています」


そう、亮太さんはまた仕事が忙しくなったらしくて休日出勤していた




「ああ、そっか…あいつもう少しで…」



「えっ?もう少しで何ですか?」


私が尋ねると鈴原さんはしまったという顔をした




「えっ、あっいや!何でもないよ!俺、そろそろ行かなきゃだから…またね!」


そう言い残して鈴原さんは走って行った



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