鬼神様と××しました

ヤキモチ

………………


ジュ〜…



「はい、出来た上がり」

「はい!運びまーす」


私が作った料理を、純麻くんが運ぶ。

夕食時

みんな帰宅したあと、夕食会が始まった。


源喜さんと紅子さんがいる空間に、とてもいれないと思った私は、

キッチンにこもって、純麻くんの手伝いをしていた。



いつもなら、私も居間で食事をしてるけど…

今日はそんな気分になれないな…

食欲もないし。





「由希ちゃん、お腹空いてないの?ここはもういいから、向こうで食べなよ。今日は、大食いの來兄が飲み会でいないから、すぐになくなることもないと思うよ(笑)」




純麻くんが、気を使ったように言う。




「あ………えっと…お、お腹空いてないの」


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