鬼神様と××しました

敵の気配

ざわざわ



夏休みボケも、なくなってきた頃…

秋というのは、なんだか少し寂しい季節…




「涼しくなってきたね」


お昼休み

学校の中庭で、私と珠紀は昼食をとっていた。





「そうだね。夏もあっという間に終わったね」

「ね…」



そんな会話をしていた時…




びくっ






急に、何やら気配を感じた私。

昼食のサンドイッチを頬張りながら、辺りをキョロキョロしていると…




「……?」


珠紀が私を、驚いたような顔で見ていた。




「………どうかした?」

「いや…もしかして、今気配感じたの?」






気配……



「あ、うん…なんか・・誰かに見られてるような気がして…」
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