鬼神様と××しました
私が半妖になって…

辰彦と戦う……!




半妖になれば、もしかしたら特殊な能力が使えるかもしれない…


でも、能力が芽生えない可能性もある…

源喜さんのお母さんは、能力が使えなかったんだから……


だけど…

引き下がるわけにはいかないよ…



一か八かだけど…

やるしかないっ!



もしものときの……覚悟は決まってる…





「…源喜さん・・・」


源喜さんの傷ついた頬に、そっと手を添える。



怖いけど…

源喜さんとなら、怖くない…


もう人間には戻れないけど…

未練はない。



源喜さんや珠紀がいる…

妖怪に、私もなるんだ…!





「…愛してます……」






私は源喜さんに、そっとキスをした。




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