鬼神様と××しました
「私はちょっと寂しいな。それと、心配かも…お父さんだけで、子供たちの面倒大変じゃないかなって…」

「親父だって一応親だし、それに純麻もいるから大丈夫だろ。なんかありゃあ、連絡来るって」

「そうだよね。朝ごはん食べる?今日は、お仕事午後からでしょ?」

「ああ頼むよ。お前、これから珠紀ちゃんと会うんだっけ?」

「そう!待ってね、洗濯終わったら朝食用意するから〜」


私は手早く洗濯を終え、源喜さんに朝食を出した。



源喜さんと結婚して、半妖になってから…

特に変わったことはなかった。


でも、変わったといえば…

源喜さんに敬語を使わなくなったこと。


特に意識してやめたわけじゃなく、自然に使わなくなった。

それに…



タタタタ…






キッチンでコーヒーを入れていると、刃牙と雷丸が走ってくる。




「お腹すいたの?」


私はコーヒーをカップに入れたあと、2匹にキャンディを1つずつ渡した。




半妖になってから、刃牙と雷丸が怖くなくなった。

むしろかわいいと思うし、初め源喜さんが言ったように、この2匹が守り神だということが、なんとなくわかる。
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