鬼神様と××しました
正体は…

親友の告白

しゃこしゃこしゃこ…





洗面所で歯を磨く私。

時刻は10時過ぎ。


お母さんはとっくに仕事へ出かけ、私はまだ起きたばかり…



眠いな…

昨日は源喜さんと長電話してたから…寝たの何時だっけ?


もう朝方だったよな(汗)

まだ寝てたいけど、洗濯やんなきゃだし…



心の中で、ブツブツとひとりごとを言っていた時…



「すげえ寝癖…」




「ギャーーー!」


洗面台のミラーに、突然源喜さんが映る。

びっくりして、私はその場で叫んだ。




「…おまえに、すげえ声(汗)」


両手で耳を塞ぐ源喜さん。

私は慌てて、うがいをした。




「きゅ、急に出で来るの止めてくださいよっ」
< 85 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop