Tea Time

2周目の観覧車を降りて、係員にこっぴどく叱られたのはもちろん、また景色が見られなかったと、彼女にも怒られてしまった。


「今度また乗ろう」


そんなことを言いながら、この次もきっと同じ結果に終わりそうな気がするのは、俺だけだろうか。

< 101 / 102 >

この作品をシェア

pagetop