Tea Time

一瞬、答えに迷った俺に、彼女が慌てて言った。


「ごめんなさい。突然、そんなこと言われても、困りますよね。いいです、無理しなくて」


沈黙を誤解されて、俺はあせった。

「いや、違うんです。そうじゃなくて、俺なんか誘ってもらえるとは考えもしなかったから、驚いて言葉が出なくて。乗りたいです、ぜひに」

息をつく間もなくまくし立てると、やっと彼女が少し微笑んだ。
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