僕の名を呼ぶ君の声

君を好きでいたいのに

美歌side

次の日、いつも通り世那は電車に乗っていた



どんな顔して会えばいいんだろう

好きな人がいるのに、こんなことしていいの？



なんて思っちゃう



｢美歌！こっちこっち！｣


嬉しそうにあたしを呼ぶ世那

そういうこと、好きな子にやりなよ



｢おはよう｣

｢これ見てみ｣

｢？｣