ノッポちゃんとチビ君。【完結】番外編完結

SIDE 鈴汰

女子のくせに背が高い西本が俺の隣で唸ってる

なにしてんだコイツ


「けどけどけど、自分より背高い人見つければだいじょ「おい西本」


背が高いやつ?

なんだそら


「なによ」


「お前一人でなにやってんの?」


すると意気込んで「葛藤よ!」なんて言われた


「葛藤?」


と俺が聞くと西本が

「アンタには分からない悩みね」


と言った

なんだよそれ、なんか腹立つ


まあいーや!

少し苛めてやろ、ククッ


「何だよそれ!まあいい。お前一人で喋ってて変人みたいだったぞ」



とかなんとか西本をバカにしていたらすっかりモーニングホームは終わった様子だった




ーーーーー○●○ー

放課後、バスケ部の俺は体育館についてバッシュを教室に忘れたことに気がついた


教室に忘れてきたな、めんどいなぁ


友達に教室にバッシュを取りに行くことを告げ教室へと向かった



ガラガラガラッ


教室に入ると西本が居た


なんでまだ居るんだ?


「なにしてんの?」


「見て分からない?ホッチキスで書類とめてんの」


コイツのことだから、帰ろうとしたら先生に捕まったんだろ


「先生に頼まれたんだ?ドンマイ」



いつもの様に俺は言ってやった
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