夜桜

「あの、良かったら泊まっていって…」


僕は驚いて彼女を見た。

慌てて、早口でつけ加える。


「えっと、今から帰るの大変だし、うち二部屋あるし」


そうだよな、彼女の性格からして、いきなり誘っているなんてことあるわけないのに、心のどこかで期待してた。
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