先生の「特別」にしてくださいっ!
7
君が気になる日
「やっべえー!!!」
「…守、どうした?」
季節は夏から秋に変わり、
只今は10月の半ば。
再来週には修学旅行、
そして、来月には
普通の学校よりも少し遅い
文化祭がある。
めちゃくちゃ忙しい時期がくるから
早め早めにと仕事を
終わらせなければいけないのに…
「中間テストの採点…」
「え?今からやるの!?
今まで何してたわけ?」
「それを言ってくれるな勇よ。
俺がバカだっただけの話さ。」
「いや、
かっこつけて言わんでええわ。」
同期の体育教師、広田勇は
少し呆れ顔をしている。
パスポートの申請を忘れてたのを
思い出して、
採点どころじゃなかった、
なんて恥ずかしくて言えるわけない。
「ていうか、勇も手伝ってよ。」
「嫌だよ。
採点ミスとか責任とれないし。」
「ですよねー」
「…守、どうした?」
季節は夏から秋に変わり、
只今は10月の半ば。
再来週には修学旅行、
そして、来月には
普通の学校よりも少し遅い
文化祭がある。
めちゃくちゃ忙しい時期がくるから
早め早めにと仕事を
終わらせなければいけないのに…
「中間テストの採点…」
「え?今からやるの!?
今まで何してたわけ?」
「それを言ってくれるな勇よ。
俺がバカだっただけの話さ。」
「いや、
かっこつけて言わんでええわ。」
同期の体育教師、広田勇は
少し呆れ顔をしている。
パスポートの申請を忘れてたのを
思い出して、
採点どころじゃなかった、
なんて恥ずかしくて言えるわけない。
「ていうか、勇も手伝ってよ。」
「嫌だよ。
採点ミスとか責任とれないし。」
「ですよねー」