\続★浮気不良彼氏★FINAL!/
母「リイキくんって本当いい子よね。中身までパーフェクトだわ。」
『…………。』
リイキ「ありがとうございます。」
って、本人否定してないし。
みんな騙されてるよ…
隣のイケメン君は仮面を被ってるんだよ?
姉「あ、梨々香さ。別れたらリイキくん頂戴~♪」
『……。』
さっそく横取りしてたくせに…
私は、イラつくたびに
口の中に次々とマカロニを口の中に
入れ込んでいく。
リイキ「でも俺の女は、この先も梨々香だけなんで心配しないで下さい。」
そんな言葉なんて
信じないもん…嬉しいけど――
また、口に入れると
パンパンになってきた。
姉「キャー!!言われてみたい~そんな台詞♪」
母「なら、早く式場の予約もしないといけないわねっ♪」
目の前で浮かれる
親子2人…
リイキ「ほら梨々香、少しずつ食べろよ?」
彼はそう言って
私の頭を優しく撫でてくれた。
私はコクッと頷き
モグモグと溜め込んだものを
少しずつ飲み込んでいった。