\続★浮気不良彼氏★FINAL!/
「………ん。なに?」
彼が伏せていた顔を横に向けた。
『リイキ!あったの!ほら!見て!!』
私は嬉しくてリイキの顔の目の前に
ペンダントを突き出した。
「……は?」
彼は訳がわからないのか、
ポカンとしている。
『今ね、枕下から出てきたの!よかったー。』
すると、彼はムクっと起き上がり頭をガシガシっと掻くと
「……梨々香、なくしてたの?」
『あっ…うん。ごめんね。さっき、ベッドで泣いてた時に取れちゃってたみたい』
私は申し訳なくて俯き謝った。