\続★浮気不良彼氏★FINAL!/
中1のとき、親が死んで街で毎日のように暴れ紅連に入り今度は仲間を守るために喧嘩をしていた。
ある秋の夜。俺は喧嘩で疲れ果て公園のベンチでくたばって寝ていた。
その時誰かにトントンと肩を叩かれたんだ。
そこには白い肌にぷっくりとした綺麗なピンク色をした唇。
ノーメイクの大きな目。
柔らかそうな茶髪の彼女がいた。
「そんなところで寝たら風邪ひきますよ?これ、良かったらどうぞ。自販機のルーレットみたいなので当たって…ほら2個出てきたんです♪」
そう言って俺に微笑み
一つの温かいココアの入った缶を差し出した。
『さんきゅ。』
「あの、これ。放置すると良くないですから。じゃあ…さよならっ///」
彼女はそう言い俺に数枚の絆創膏を渡し俺の前から去っていった。
『こんな可愛いやつ男が付けれっかよ。』
彼女が渡してきたキャラクター柄のピンク色の絆創膏を見てつい笑ってしまった。