LOVE GAME〜あたしの帰る場所〜
 目が覚めると、温かいスープの匂いが漂っていた。

 深空が体を起こすと、テーブルに着きカップスープを飲んでいる夏美がいた。

「お、深空ちゃん! おはよ!」

 明るく笑い、夏美は席を立った。

「深空ちゃんも飲む? インスタントだけど」

「うん。ありがと」

 深空は布団から出て、トイレに立った。

 彼女がトイレから戻ると、テーブルにはコーンポタージュの入ったマグカップが置いてあった。

「パンもあるよ」

 ロールパンの入った袋を、テーブルに置く夏美。彼女もまた席についた。

「ねぇ、これから、どうするの?」

 夏美はカップのスープにフゥフゥと息を吹き掛けながら、深空に尋ねた。

「……」

 深空は黙ってカップの中を見つめている。

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